喪中はがきQ&A
◆喪中はがきはいつ出せばいいのですか?
喪中はがきは、年賀状のやり取りをしている方々が年賀状を書き始める前に、先様に届くようにするのが礼儀です。
遅くとも12月初旬くらいまでには、先様に届くようにしましょう。
できれば、11月中の方がよろしいかと思います。
◆喪中はがきの範囲と最近の傾向は?
一般的には、配偶者、父母、祖父母、兄弟姉妹、配偶者の父母・祖父母くらいまでが、喪中はがきの範囲になります。
お子様が小さい場合、両親は喪中はがきを出し、子供は年賀状を出しても失礼にあたりません。
最近の傾向としては、仕事とプライベートを分け、欠礼の挨拶が必要な方には「喪中はがき」を、逝去を知らせる必要のない取引先には「年賀状」を出す人も増えています。
◆12月に不幸があった場合は、どうすればいいのですか?
喪中はがきを出しても到着が年末ギリギリになりそうな時は、「寒中見舞い」を兼ねて欠礼のご挨拶を行います。
いただいた年賀状に対するお礼と、喪中のために欠礼したことを述べると良いでしょう。
その時には、いつ、誰が亡くなったのかも明記しましょう。
寒中見舞いを出すタイミングは、お正月(元旦~7日)が過ぎてから出すようにしましょう。
◆妻の親が亡くなった場合、続柄はどのように書けばいいの?
奥様の親が亡くなられた場合、夫婦連名で喪中はがきを出します。
その際、ご主人からみた続柄で書くのが、儀礼的には正しい書き方です。
亡くなった方の名前を、姓も入れて書いておけば、どちらの親が亡くなられたのかが分かります。
◆亡くなった年(享年)は、数え年ですか?満年齢ですか?
一般的には、数え年で記載します。
数え年とは、生まれた時点での年齢を1歳とし、以後元旦が来るたびに1歳加算して計算した年のことを言います。